神前式とは | レストランウエディング

日本らしい厳かな雰囲気が魅力な神前式。

レストランウェディングでも神前式を希望される方が増えています。

神前式とは1900(明治33)年に行われた大正天皇のご成婚が始まりといわれています。日本の伝統的な様式で執り行われる神前式は家同士のつながりが結婚と捉えています。そのため親族を中心とした式次第となっておりますが、最近は友人や来賓の参列を認めている神社や会場ありますので事前に確認しておくと良いでしょう。

ホテルや専門式場内の神殿は、移動や準備がスムーズな事から披露宴を行う会場で同日に式をするケースが目立ちます。予算も会場によって様々ですが、神前式料の他に雅楽、参進の儀等はオプションで設定する会場が多いので予算やご希望に合わせてお手配になります。神社の場合は初穂料として神社に納める事がほとんどです。初穂料は5万円~で神社によって20万を超える場所もあります。この神社の神殿で挙式をしたいと希望があれば初穂料も前もって確認しておきましょう。また、神社は一般の参拝客のいる中で神殿を貸切にしますので、周りには参列者以外の人もいる事も知っておく必要があります。

実際にレストランで結婚式、1.5次会をされる方で神前式希望の方は、会場によっても異なりますがレストランで挙式のお支度をして神社等に向かう事が一般的になります。着付師やヘアメイク、介添えも挙式後のパーティを通して依頼ができますので、挙式にも一緒に移動致します。

カメラマンについても披露宴で撮影する人が同行する事が多く、神社によっては指定のカメラマンのみ撮影ができるところもありますのでこちらも事前に確認しておくことをお勧めいたします。

移動手段はワンボックスのタクシー等、 髪や衣装が崩れないように 高さのある車を利用すると良いでしょう。同様に参列者も披露宴会場で着付けをしてから移動する事もありますので必要な台数のタクシーを用意しておきましょう。どちらも披露宴会場で終わってらお着替えができるのでスムーズです。

神前式は敷居の高い挙式のイメージがありますが、ご希望あわせてレストランウェディングにも組み込むことが出来ます。神社での神前式を希望でしたらプロデュース会社に問合せされることお勧めいたします。

神前式を行った場所をリサーチしますと神社で行った人が半数以上となり、専門式場やホテルでは館内に神殿を設けているところも多く、神主が会場に出向いて式を行ってくれます。これはなかなか見受けられないケースですがレストランも同様の対応が可能です。

和装を着たい理由として神前式を選ばれる方も多くいらっしゃいます。衣装も様々で、白無垢は伝統的な衣装でもあり、綿帽子も合わせる事ができる事から一番好まれる衣装になります。ほかにも華やかで自分らしい色合いを決めることのできる色打掛や大人っぽい雰囲気の引き振袖を選ぶ方も。

衣装は圧倒的に白無垢が多いのですが、髪型は綿帽子に文金高島田・角隠しに文金高島田が半数以上ですが、洋髪で綿帽子や洋髪のみのスタイルも人気があるようです。和モダンのスタイルが注目されている事もありますが、その後の披露宴でドレスを予定していたりお色直しに時間をかけたくないなどの理由から選ばれる事も多くなりました。

神前式の流れ

◆参進の儀(さんしんのぎ)

神殿へ斎主・巫女の先導で 新郎新婦、両親、親戚と行列して向かいます。

◆入場

巫女に先導されて新郎新婦が神殿に上がります。両家両親、親族の順に入場し、神前に向かって右側に新郎。左側に新婦が座ります。

◆修祓(しゅばつ)の儀

挙式の前に、新郎新婦と参列する人全員が身を清めるためのお祓いを受けます。全員頭を軽く下げて厳かに受けます。

◆祝詞奏上(のりとそうじょう)

祝詞とは、神様に伝える言葉のことをいいます。斎主が神前で祝辞の祝詞を読み上げ、ふたりの結婚を神様に報告をし、永遠の幸せと両家の繁栄を祈ります。

◆誓杯の儀(せいはいのぎ)

三々九度を行います。神様にお供えした酒を、大中小の三つの杯酌み交わします。まずは新郎が神酒を三度に分けて飲みます。次に同じ杯を使い新婦も同様に三度に分け神酒を飲みます。次に杯を変え、今度は新婦から飲み、新郎も後に続きます。最後は1回目と同様に新郎から神酒を飲みます。

◆誓詞奏上(せいしそうじょう)

 新郎新婦が神前に進み、誓いの言葉を読み上げます。

 誓詞は用意されているため、自分で考える必要はありません。

◆玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串とは玉串は神に対する奉物であり榊の小枝に紙垂を垂らしたもので、神と人を繋ぐものです。神職から右に枝元、左に葉の形で渡されるので、右手の親指を下にして受け取り左の掌で支えて持ち、ふたりで一緒に時計回りに半回転させてご神殿に向けてお供えし、二礼二拍手一礼をします。

◆指輪の交換

◆親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)

参列者が全員で、盃のお神酒をいただきます。両家の縁を結ぶための杯の交換です。三々九度と同じように両親、親族がお神酒を3度で呑みます。

◆斎主祝辞(さいしゅあいさつ)

すべてが滞りなく終わりましたら、挙式を執り行った斎主が神前に終了したことを報告し、参列者全員も斎主と一緒に拝礼します。これをもってお祝いの挨拶とします。

◆退場

斎主が式の終了を述べ、神前に全員で拝礼した後、巫女が先導して、斎主、新郎新婦、両家の両親、親族の順に本殿を退出します。神前式の一般的な流れはこのようなスタイルで行われます。挙式時間は約20~30分程になります。神前式は厳かな雰囲気で行われ、式中の私語やカメラでの撮影は基本的には禁止されています。

作法やマナーで気を付ける事がありますので、会場にしっかりと確認をしておくことをお勧めいたします。

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