会費制結婚式|重要ポイント解説
会費制結婚式重要ポイント解説
会費制結婚式とは?
会費制結婚式とは、ゲストに会費を支払ってもらう結婚式のことです。ご祝儀制の結婚式とは異なり、ゲストは会費を支払うだけで、引き出物やお車代を用意する必要はありません。そのため、ゲストの負担を軽減できるというメリットがあります。また、会費制結婚式は、ご祝儀制の結婚式よりも自由度が高いというメリットもあります。会費制結婚式では、ゲストの年齢や関係性に合わせて、会費を設定することができます。また、結婚式のスタイルも、ゲストの好みに合わせて自由に決めることができます。
会費制結婚式のメリット
費用分担: 参加者が費用を分担するため、新郎新婦の負担が軽減されます。結婚式の費用は高額になることがありますが、会費制ならば費用を複数人で分けることができます。
予算の管理: 新郎新婦は招待するゲスト数に応じた予算を立てることができます。事前に参加者数を確定することで予算の管理が容易になります。
参加者の負担軽減: ゲストは自身の出席に応じて会費を支払うため、経済的な負担が少なくなります。特に遠方からの参加や宿泊が必要な場合、ゲストは交通費や宿泊費に加えて贈り物の費用も考慮する必要があるため、会費制ならば負担が軽減されます。
自由度の向上: 会費制ならば、結婚式のスタイルや内容を柔軟に設定することができます。予算に合わせて会場やメニュー、装飾などを選ぶことができ、新郎新婦の希望に沿った結婚式を実現できます。
出席者の把握: 参加者が会費を支払うため、出席者の確認が容易です。事前に出席者数が把握できるため、会場や食事の準備、席次の計画などをスムーズに行うことができます。
オプションの提供: 会費制結婚式では、参加者が自身の希望に応じて追加オプションを選ぶことができます。例えば、参加者が希望すれば追加のアルコールドリンクや特別なデザートを追加で注文できるなど、参加者の要望に柔軟に対応できます。
会費制結婚式はリーズナブルに結婚式を実施したい新郎・新婦にはピッタリな結婚式スタイルになります。
会費制結婚式はレストランウェディングと相性がいい?
会費制結婚式とレストランウェディングは、一般的に相性が良いと言えます。
レストランウェディングは、参加者の人数を比較的柔軟に調整できる結婚式スタイルです。会費制ならば、招待するゲストの数を事前に把握し、その人数に合わせてレストランの予約や飲食プランを調整することができます。
会費制結婚式は、参加者からの費用徴収があるため、予算の管理がしやすくなります。レストランウェディングは一般的に他の結婚式スタイルに比べて費用が抑えられる傾向がありますので、会費制との組み合わせで予算を効果的にコントロールすることができます。
レストランウェディングは、ゲストにとって負担が比較的少ない結婚式スタイルです。会費制ならば、参加者は自身の出席に応じて会費を支払うため、交通費や宿泊費などの負担が軽減されます。また、レストランの料理やサービスも提供されるため、ゲストは食事やドリンクに関しても心配する必要がありません。
レストランウェディングは、アットホームで親密な雰囲気を演出することができます。参加者が限定されることで、より親しい関係のゲストとの結婚式を実現できます。会費制にすることで、新郎新婦がゲストとより密に関わることも可能です。
ただし、会費制結婚式をレストランウェディングと組み合わせる際には、注意点もあります。例えば、参加者への説明や招待状の記載、会費の徴収方法など、適切な手続きやコミュニケーションが必要です。また、レストランの予約や飲食プランの調整にも注意が必要です。事前の打ち合わせや調整を行い、円滑な進行を心掛けることが大切です。
会費制結婚式の会費設定
会費制結婚式の会費設定は地域によってかなり違ってきます。その為、会費制結婚式を実施するエリアのスタイルに合わせて会費設定をするようにしましょう。
余談となりますが、会費制結婚式を昔から実施されている地域は「北海道」と「沖縄」になります。北海道の会費は15,000円が一般的と言われており沖縄では1万円前後が相場とされています。
北海道の結婚式は東京などの結婚式と雰囲気は変わりませんが沖縄県の結婚式は余興中心の結婚式で東京などの結婚式と比較すると雰囲気から全く違う結婚式スタイルとなります。
某メディアなどでは会費制結婚式の会費設定は15,000円でコース料理を出すという記事を見かけますが、その記事の基本は北海道の結婚式をベースに書かれている場合がほとんどのようです。首都圏でのレストランウェディングではお料理代金だけでも15000円は軽く超えてしまうので会費設定相場は20000円~25000円程度となります。
首都圏の会費設定は2万円~2.5万円
会費制結婚式で親族は招待できるのか?
会費制結婚式において、親族の招待は一般的に可能です。親族は結婚式において重要な存在となります。その為、会費制結婚式でも親族の招待は可能となります。
しかし、どこまでの親戚を招待するかどうかは、新郎新婦の希望や状況によって異なります。会費制結婚式であっても、一般的な結婚式同様の雰囲気となりますので近しい親族を優先的に招待することを選ぶとよいでしょう。他の親族については、参加者全体のバランスや予算の範囲内で検討されることをオススメします
会費制結婚式では、席数や予算の都合もあります。親族を招待する場合には会費を頂かないこともありますのであまり人数を多くし過ぎてしまう事もオススメできません。席数や予算を考えながら適切な判断をしましょう。
会費制結婚式だから友人中心のカジュアルパーティーということにはなりません。会費制結婚式でも一般的な結婚式同様の雰囲気で結婚式の準備を進めることが重要です